【感想】SAO オーディナルスケール ※ネタバレあり
※ネタバレあり!※
昨日見てきました。SAOオーディナルスケール。
先週公開で動員はかなり調子が良い様子
プロモーションの量も尋常じゃなかったもんねぇ…
まさかの国政とのコラボ。NISCは最近攻殻機動隊ともコラボしてたよね。
国も警察庁も警視庁もサイバーセキュリティ人材を渇望している様子。
で、そんな前評判を高めに高めていた本作品を見た感想を3つに分解。
① 露骨な作品外とのコラボレーションは気が散る
② やっぱり自分及び親しい人の『死』がテーマになると泣けるし緊張感出る
③ 人気絶頂だった頃を彷彿とさせる演出は魅了出来る
※感じた事順に書いたので、1からより強く印象に残っています。
と、なんとなく分解してみました。これから解説します。
全体通して個人的には75点くらいでした。
① 露骨な作品外とのコラボレーションは気が散る
お金の匂いがするってやつですね。
今回、SAOはSonyのヘッドホン(Bluetooth)とコラボしてます。
これがですね、作品でもキリトもアスナも家にいる時間は常に付けてるんです。
別に作品でテーマになってるわけじゃないので、露骨につけている姿はどうしても印象に残ってしまいました。
個人的にはこれ、すっごい印象に残るんですよね…悪い意味で。
特にすぐはとキリトが玄関で会話してるんですけど、付けながら会話してて…
このヘッドホン、ノイズキャンセリングが売りなんですよ。それなのにどうして付けながら会話しているんだよ…みたいな粗まで垣間見えちゃって。
商売なのと、作品の本質に影響無いから良いという意見がほとんどかと思いますが、目には止まって個人的には超減点でしたという話。Sonyのヘッドホンは好き(1Aユーザー)
② やっぱり自分及び親しい人の『死』がテーマになると泣けるし緊張感出る
アニメの劇場版は序盤〜中盤はファンサービスがメインだと思っているので、
描かれるアニメ世界線での日常が描かれる。
→それを脅かす新しい存在が出る。
→敵対組織の"意図"に意味を持たせて各々の葛藤を描く。
なので、序盤はかわいい、にやにやに包まれた優しい世界。
アスナがえっちぃんですよ。まじでえっち。
で、本題の『死』について。
SAOって個人的にアニメの1話が"超衝撃"でした。
ゲーム買ってプレイし始めたら1万人のデスゲームに参加させられてた。
さぁ、クリアしたらみんな開放するから頑張って。戦闘で死んだら現実も死。
このテーマで主人公含め出て来る先々で色んな思考を持つ人が。
抗ったり、絶えきれず自ら断ったり、人を蹴落としたり…なんやり。
僕らも常に隣り合わせだからこそ、このテーマって近く感じる。
自分の死だけじゃなくです。友人の死、恋人の死、家族の死とか。
その時、自分ってどうなるんだろう。どうゆう気分になるんだろうとか絶対に人なら考えたことも経験したこともあるはず。
だからこそ、直面することによって感じる心の葛藤って感情移入し易い、かなと。
本作の悪の組織が事件を起こした理由もそれ。
故に感情移入は容易く、そして必然的に感動(というか感傷)出来る。
やっぱり王道だけど、『分かるわ…分かる…』ってなって感動しました。
個人的に、このテーマで最大級に感傷した作品はアニメ『喰霊 -零-』なので見て。
③ 人気絶頂だった頃を彷彿とさせる演出は魅了出来る
言わずもがな、超シンプル。
SAO時代のメンバー(+リーファとシノン)が当時の姿で力合わせて戦闘するシーン…
まじで熱いです。作品の内容とかじゃなくて、燃える思いが溢れ出ます。
アスナが切り込みに行く時にユウキが出てきた瞬間はゾクゾクっとなります。
こうゆうシーンを見て、まだ燃える思いを感じれたのでちょっとホッとしました。
以上です。個人的にはこんな作品でした。
歌が中途半端だったので、もう少し露骨にテーマ付けしても楽しいかな?と。
ありふれてるんだけどね。歌テーマの作品。でもいいよね。歌。
大分ネタバレしちゃったけど、これ見て気になった人は是非見てね。
あと長くてごめんなさい。昔から国語だけは苦手なんです。